子供は育つ環境を選べない
2012年9月23日 - 未分類
基本的に子供は親の暮らす環境で育つ事になります。
産まれてすぐに「僕は日本じゃなくてアメリカに住むよ」とか
「私は京都じゃなくて北海道に住むね」とか
「マンションじゃなくて戸建てに住むわ」
って事はできません。
親のいる国、地域、家で暮らす事になります。
だから私は子供の育つ環境は100%親、大人の責任だと思っています。
私が家づくりを仕事としている動機の一番は「子供達のために」です。
動機的には大人は2番目ですが
実際の行動は大人に一番焦点を当てています。
大人が変わらなければ子供の環境も変わらないからです。
大人は自分の選んだ環境に責任が持てます。
もし望まない環境を選んでしまってもその判断に
責任を持てますし、自分の判断で変える事もできます。
しかし子供は親、大人の与える環境の中で育つ事になります。
だから子供の育つ環境を変えていくには
私達親、大人が変わらなければなりません。
余談ですが「子供は親を選んで産まれてくる」
という説を私は信じています。
産まれる前にあの世から見ていて「あのお母さんとお父さんにする」
って決めて産まれてくるっていう素敵な話です。
だからといって「いやいやこれも子供自身が選んだんだ」
と考えるのはちょっと違うと思います。