無垢材にも色々あります。
2013年9月4日 - 未分類
ライフの家づくりでは
「体に良い家、病気にならない家」にするため
無垢の木材を使用します。
その事は
最高のレベルで
「気持ち良く快適に暮らせる家」
「光熱費の掛からない省エネルギー住宅」
「末長く暮らせ、メンテナンスも最小限で済む長持する家」
「地震に強い安全で丈夫な家」
になる事にも貢献してくれています。
今回はその無垢の木、中でも床材や野地板に使う杉材の話です。
弊社で使用する杉の無垢材は一般的に使われる杉とはちょっと違います。
何が違うかというと…
その乾燥方法です。
木を建材として使用するためには全てではありませんが
乾燥させる必要があります。
どう違うかというと…
45度の低温で乾燥された低温乾燥の杉を使います。
一般的には80度以上の高温で乾燥された高温乾燥の材料が
多く使われています。
おそらく全国で使用されている95%以上は高温乾燥でしょう。
では、高温乾燥の杉と低温乾燥の杉はどう違うかというと…。
一言でいうと...これは極端ですしあくまでイメージですが(^-^)…
高温乾燥の杉は死んだ杉、
低温乾燥の杉は生きている杉、
です。
もう一つ言うと(これもあくまでイメージです(^-^))
高温乾燥の杉はかろうじて人の形はとどめているがカラカラ、スカスカに干からびたミイラ…
低温乾燥の杉はお肌プルプル、ツルツルの赤ちゃん、
です。
さてさて、イメージはこれくらいにして、
具体的に何が違うかですが、
まずは見た目、高温乾燥の杉は焦げてくすんだような色味になりますが、
低温乾燥の杉は透明感のある自然な木の色味が生きています。
ほんと綺麗ですよ、低温乾燥の杉は(^-^)/
次に手触り、これは仕上げにもよるんですが、
高温乾燥の杉は粗い、カサカサしたザラっとした肌触りになりますが、
低温乾燥の杉はキメの細かい、ツルッとサラっとした肌触りです。
そして何といってもその香り!
杉の精油成分が乾燥時に水分と一緒に失われずに
しっかりと残っているので素晴らしい香りがします!
さらにその香り成分がしっかり残っているので
香りが長持ち、ずっと続くんです。
その香り成分は心を落ち着かせ、リラックスさせてくれる香りです。
実は木の香り成分が人に及ぼす影響って樹種によって違うんです。
杉はリラックス、沈静系、
桧や松などは緊張、覚醒系なんです。
なので家の内装材に使うには杉が一番適していると私は思っています。
勿論その香り成分がしっかりと残っている材料でないと!って思ってます。