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自然の中で暮らしているような家
今年の夏季休暇もいつものように家族で広島県の実家に帰ってきました。
広島県と言っても広島市からはかなり離れた府中市の上下町という山の中の田舎町です。
山の中というだけあって自然環境は抜群に良いと思います。
今回ある親戚の家に久しぶりに行ってきたのですが、そこもかなり山の中です。
どれ位山の中かと言うと電線がその親戚の家までで止まっているのです。電線の終点と言うか、 家の奥にはそれ以上電線も電柱もないのです。その先にあるのは田んぼと山だけです。
そんな環境のなかで親戚一同が集まって外で流しそうめんをしました。子供達はビニールプールで水遊びです。
私の実家は町の商店街のはずれなのでそこまで山の中ではありませんが、夜になると裏の田畑や山から虫の鳴き声がして、虫の合唱を聞きながら寝る事ができます。
都会に住んでいるとこういう安らぎはなかなか味合う事ができません。
そんな環境に触れて思う事は
「自然がすぐ隣にあるこんな環境は人が生きてゆくにはとても良い環境なんだろうな」
という事です。
しかし私も含め誰もがすぐにそんな所に引っ越す事はできません。
だから私が考えるのが住む家を少しでもそんな環境に近付ける事ができないだろうか、という事です。
様々な化学物質や人工物が身の回りにはあるけど家にいる時だけは自然の中で暮らしているような安らぎを味わえる、そんな家です。
そんな事を考えながら家づくりをしています。