アトピー性皮膚炎とステロイド

今日もアトピー治療のために
前回書いた温泉に入って来ました。
と言っても100%治療のためって訳でもありませんが…。
普通に温泉好きです。
最近旅の目的地を決める条件が
良い湯に入る事と
美味しいご飯を食べる事、
になってきてます^_^
さて、今日は前回の続きっぽい事を書いてみようかと。
テーマは「ステロイド」について。
なんかどんどん家と関係ないような内容に
なって行っているようですが、
こういう人間が家づくりをしているっ
て言うのもライフの大きな特徴だと思っています。
資料やデータでは無く、
実際に家が原因で(もちろん家だけではありません)
様々な体調不良を経験して来た人間が行う家づくりです。
さてさてステロイドです。
ステロイドとは様々な病気の治療に使われる「薬」です。
アトピーの場合は皮膚に塗ります。
すると多くの場合は劇的に状態が良くなります。
しかし一時的にです。
薬が切れるとまた症状が出てきますし、
薬なので当然副作用があります。
例えば皮膚の萎縮や免疫力の低下です。
それと内臓も弱ります。
特に副腎皮質という内臓です。
本来副腎皮質から出るステロイドホルモンを
外から補充しますので副腎皮質が
もうホルモンを出す必要がないと判断し
出すのをやめます。
それを長期的に続けるとだんだんと
副腎皮質が萎縮し機能を失います。
(薬を常用してるって事で肝臓とか腎臓も弱ると思います)
現在の一般的なアトピー治療は
ステロイドの量をコントロールしながら
保湿剤などと組み合わせて
上手く症状を抑えて行く、
というのが主流だと思います。
以上がアトピーにおけるステロイド剤の
概要ですが、詳しい方もし間違いがあればご指摘ください。

もちろんその副作用については知っているつもりでしたが

 今まではこのステロイドも少量ながらも上手く使いながら、

 アトピーとうまく付き合っていくという考え方でした。

ステロイドの使用量もかなり少ないつもりでしたので

 上手く付き合ってこれていた、と思っていました。

 しかし夏場に汗をかくと痒い、

 という事がストレスになっていましたし、

 私は129歳まで生きる、という目標があり(^^)

 良く考えるとこのまま少量ながらもステロイドを

 使っていたらそんな長生きできないんじゃないか?

 それどころか近い将来副作用のせいで

 色々としんどい思いをする事に

 なるのではないか?

 という事に気付いた事もありステロイド抜きを

 する事を決めました。

とは言うもののステロイドが抜ければアトピーが治る、

 と考えている訳ではありません。

そもそも最初ににステロイドを使うようになった原因が

 あるはずなのでその原因を絶つ事も重要になってきます。

 基本的にはアトピーの根本的な原因がステロイドである訳では

 ありません。ただアトピーを悪化させる要因にはなっていると思います。

私のように大人になってもアトピーが治らなかった人は特にその傾向が

 強いようです。

 幼少期にアトピーを発症しても大体中学生になるくらいには

 治っていく人が大半です。数字的には約8割くらいでしょうか。

ただ残りの約2割の方が大人になってもアトピーであり続けます。

 その違いは何か、というと幼少期にステロイドを使用していたかそうでないか、

 使用量が多いか少ないか、で決まるという事が一部で言われています。

 この事は100%そうだ、とは言えないと思いますが

 私はおそらく大部分で正しいのではないかと思います。

 それはアトピーのあの猛烈な痒みはなぜ起こるのか、

 という事を考えていけばわかってきます。

 私はあの痒みは皮膚を破ってその下に溜まった毒を出そうと

 しているために起こる、という説が正しいのではないかと考えています。

 体験上その説明が一番しっくりくるんです。

 そうでないとあの異常な痒みはおかしい、とも思います。

 なのでいくら傷だらけになろうが掻いて毒さえ出れば

 その後は回復する、という報告も多くあります。

 もちろんその後からは毒物を体に入れない事も重要になってきます。

また溜まればまた出すために掻かなければなりませんから。

 元々人が持っている排毒機能で対応しきれなかった

 毒や、皮下に溜まった毒を出すためにしょうがなく

掻いて皮膚を破って出す、という方法を選択しているのでしょう。

 その毒とはほとんどの場合は様々な化学物質や重金属だと思います。

 ステロイド自体も化学合成されたものなのでそこに含まれます。

 化学物質や重金属ってのは元々排毒しにくいものなので余計です。

 だから破って出す、という過激な方法を取らざるを得ないのではないか、

 という事も考えます。

 ステロイドは一時的に症状を抑えますのでその毒出し自体を

 抑制してしまい、どんどん毒が溜まってしまう事になります。

 結果毒が抜けないまま溜まっていき重症化して

 本来治るタイミングになっても治ない、慢性化する、

 と考えれば辻褄があってくるような気がします。

 それが分かってから掻く事のストレスが少し減りました。

 沢山掻いて傷になっても

 「よしよし、悪いもの出してるぞ」

 と思えるようになってきました。

 なのでもしお子さんがバリバリ掻いてても辛いですが

 そのままにしておかれるのが良いと言われています。

 私がアトピー治療の相談をしている方は

 そういう子を見たら

「よっ!出し上手!」

 くらいに思っておけば良い、って仰ってました(^^)

 最初はわが子が掻いて傷ついているのを見るのはつらいと思いますが・・・。

 症状があってもステロイドで抑えてしまうと最悪私のように

 大人になってもアトピーで苦しむ事になる可能性が出てきます。

 それより少し辛くても早く出しておく方が良いと思います。

 溜まってしまった毒はまずは出す、

そしてそれ以上に大事なのは「これ以上毒をためないような生活をする!」事です。

 私達現代人は悲しいかなしっかりとした情報と意識を持たなければ

 生活の中で毒を摂る可能性が非常に高いのが現実です。

 特に日本は・・・。

 まずは「食」

 化学合成された食品添加物や残留農薬はもちろんの事

 お肉にも牛や豚や鳥が生きていた時に与えられている

 ホルモン剤や抗生物質が濃縮、残留していますし

 最近では放射性物質の問題も出てきました。

 次に「衣」(私は便宜上肌に触れるもの全般を「衣」としてとらえています)

 綿等の自然素材でも農薬を大量に使われているものがほとんどだと言いますし

 それらの衣類を選択する洗剤も世の中に流通しているほとんどは

 化学合成されたものです。

 すすぎきれない洗剤が衣類に残りそれが肌の異常の原因になります。

 その他食器洗い洗剤やお風呂で使うシャンプーやボディーシャンプーなどの

 石鹸類も化学物質が盛り沢山です。

 それらは全て皮膚から体内に吸収されます。

 これが世に言う「経皮毒」です。

 そして私の専門である「住」

 改めて言うまでもなく毒を出しまくっています。

 一般的な住宅なら目に触れるほぼすべての建材から

 有害な化学物質が発散されています。

 もちろん目に見えない部分の建材からもです。

 水道水の汚染も問題になってきています。

 更にここに電磁波の問題がプラスされるので

さらにが悪いんです・・・。

 衣食住以外でも様々な有害物質にさらされています。

なのでそれが原因で排毒されない毒がたまり

 アトピー性皮膚炎になる子供が増えてきている、という事は

 当たり前なのかもしれません。

そう考えるとつい最近発表された

 皮膚のバリア機能で重要な

 フィラグリン蛋白の発現を促進しアトピー性皮膚炎の症状を改善させる、

 という方法も根本的な治療にならないのではないかと思えてきます。

 たしか遺伝子的に皮膚のバリア機能に問題のあるアトピー患者は

 全体の2割程度というデータがあったように思います。

 その方たちのアトピー性皮膚炎の根本原因は

 「皮膚のバリア機能に問題がある」事だろうから

 たしかに有効だと思います。

 しかしその他の人は身体に毒物が溜まり、それを出すために

 身体が意図的にバリア機能を低下させて痒みを誘発させているのだとしたら、

 単に症状を抑えているだけで根本的な問題解決にならず

 いつか症状を爆発させたり身体の他の部分へ影響が出る

 のではないか、と考えてしまいます。

 さてさて、結局ステロイドの話がいろんな方向へ飛んでしまいたが、

ステロイド抜きがすなわちアトピーの完治につながるわけではありませんが

 アトピー完治の為には避けて通れない道だ、という結論に今は至っています。

 今年の7月14日から始めたアトピーの根本治療です。

 あとどのくらいかかるのか全然見当が付きませんが

 意外と早く切り抜けらえるのではないかと思っています。

(何を基準として早く、と感じているかはよくわかりませんが

なんとなくの価格です)

その辺りの理由もまたブログにまとめられたらなって思っています。

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